SMAS法による頬部フェイスリフトを行なっても鼻の横あたりのふくらみ、タルミ(これはmalar
fatの下垂)を改善することは不可能でした。
これに対し、1998年以降、Gore-Texアンカーグラフト使用により非常に手軽なケーブルリフト法が発表されました。
これは鼻唇溝のシワの部分からゴアテックスというアンカーを
つけた糸をこめかみの毛髪内に引き抜いていくことにより頬上部
(ミッドフェイス)を吊上げるというもので、malar fatの解剖学的位置のrepositioningの有効性が高く、手術時間も短時間で済み、
手軽な手術です。
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